いわきでデルタ株2件 福島県、新型コロナ11人感染

 

 県は19日、インドに由来する新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」の可能性が高い「L452R」変異がいわき市で2件検出されたと発表した。これまで福島市や郡山市、南相馬市などで確認されており、計8件となった。

 県内の民間検査機関が18日に実施した検査で確認された。今後のゲノム解析でデルタ株かどうかを調べる。内堀雅雄知事は19日の定例記者会見で「初めて確認された15日以降、立て続けに確認されている。今後急速に増えていく可能性は十分にあり得る」と危機感を示し、県民に「感染しやすい変異株がそばに来ているという危機感を持ってほしい」と呼び掛けた。

 県は県内で新たに11人の新型コロナの感染を確認したとも発表した。18日に陽性が判明した。感染確認は延べ5198人。

 内訳は郡山市6人、福島市、会津若松市、いわき市、須賀川市、本宮市各1人。6人の感染経路が不明。18日現在の入院者数は重症7人を含む147人で、病床使用率は29.6%とステージ3(感染者の急増)の水準にある。7人が宿泊療養、4人が自宅療養している。6人は療養先調整中。同日までに3人が退院し、7人が宿泊療養施設を退所した。