シラスぎっしり 相双漁協、試験操業終了後初の漁

 
シラスがぎっしりと入ったコンテナを積み上げる関係者ら=20日午前、相馬市・相馬原釜地方卸売市場

 相馬双葉漁協は20日、相馬沖で試験操業終了後初めてとなるシラス漁を始めた。同漁協所属の船12隻が出漁し、約5.6トンを水揚げした。加工したシラスは同漁協直売所(相馬市磯部)に21日から並ぶほか、県内外で流通する。

 今季は週2~3回、11月ごろまで操業が行われる見通し。初日は原釜、磯部、鹿島の各所から出港した船が、相馬市の松川浦漁協に午前9時30分ごろから入港。水揚げしたシラスは、すぐに競りにかけられた。

 シラス漁は東日本大震災後、2013(平成25)年に試験操業として再開。昨年は春先の主力魚種コウナゴの水揚げを見合わせたが、好調なシラス漁が同漁協全体の水揚げ数量を押し上げた。

 立谷寛治組合長(69)は「シラスの漁獲は加工業者にも影響を与える。今季の水揚げに期待したい」と話した。