色鮮やか「甘いモモ」 桑折、あかつき収穫始まる

 
収穫が始まった県産モモの主力品種「あかつき」=21日午前、桑折町伊達崎

 県産モモの主力品種「あかつき」の収穫が21日、桑折町などで始まった。「献上桃の郷」で知られる同町伊達崎のモモ農家蓬田宗由さん(43)の畑では、蓬田さんの家族らが色鮮やかに実ったモモを丁寧に扱い、約300キロを収穫した。24日ごろ収穫の最盛期を迎える見込み。

 蓬田さんによると、収穫時期に天候が恵まれたことで今年のあかつきは例年よりも出来が良く、甘いモモに仕上がったという。

 県北地域では今年、多くのモモ農家が凍霜害に見舞われ、昨年のモモせん孔細菌病被害に続いて影響を受けた。蓬田さんが所有する阿武隈川沿いのモモ畑約120アールのうち約100アールの畑では、凍霜害の影響で収穫が見込めないという。

 蓬田さんは「厳しい状況の中でも、あかつきを収穫できてほっとしている。収穫量は少ないが、生育が順調で大きさも十分だ」と話した。