教育者「山川健次郎」の偉業後世に、若松で献花祭

 
山川をしのんだ献花祭

 東京、九州、京都各帝国大学総長などを務めた物理学者・教育者の山川健次郎をしのぶ献花祭が17日、会津若松市の會津藩校日新館で行われた。出席者が山川の功績を振り返り、後世への継承を改めて誓った。

 山川健次郎顕彰会の主催。山川の誕生日に合わせて毎年開いているが、新型コロナの影響で、昨年に続き規模を縮小した。

 武田修会長代行が山川の歩みを振り返り「心を一つに山川先生の偉業をたたえ、しっかりと後世に伝えていく」などと顕彰の言葉を述べた。武田会長代行、室井照平市長、清川雅史市議会議長らが献花台に花をささげた。

 山川は1854(嘉永7)年生まれ。9歳にして日新館で学び、白虎隊の一員として戊辰戦争を戦った。その後、71年には米国に留学しエール大学で学び、近代物理学の基礎を修めた。日本の学術、教育の発展に力を注いだほか、会津の発展にも尽力した。