パラ聖火種火おこし 凹面鏡や「まいぎり式」、さまざま工夫

 
凹面鏡を使って火をおこすたなちゃん=棚倉町

 東京パラリンピック聖火リレーに使う火の種火おこしが10日、各地で行われた。

 凹面鏡を使って挑戦

 【棚倉町】同町のルネサンス棚倉敷地内にある交流研修館「パルテノン」前で行われた。町とギリシャのスパルタ市が友好都市を結んでいることにちなみ、町のマスコットキャラクター「たなちゃん」が、ギリシャの伝統的な火おこしとされている凹面鏡を使って太陽光を集めながらの種火おこしに挑戦した。

 まいぎり式に苦労

 【塙町】同町のウッドピアはなわで行われ、施設の利用者2人と町職員らが参加した。参加者は木と木の摩擦で火をおこす「まいぎり式」の方法で火を生み出した。参加者は棒軸を回転させながら、火を生み出すことの苦労を味わった。

 希望の灯りから採火

 【南相馬市】同市原町区のゆめはっと敷地に建てられた「3・11南相馬希望の灯(あか)り」で行われた。

 同市の東日本大震災からの復興、思いやり、優しさ、絆の象徴である灯りから採火した。門馬和夫市長をはじめ、「希望の灯り」を管理する原町中央ロータリークラブの藤原広幸会長、佐々木英夫同灯り実行委員会長らが出席。灯りの火をろうそくにともし、ランタンに移した。

 広野中生が火ともす

 【広野町】町二ツ沼総合公園で行われた。広野中の生徒3人が、町内で特産品に育てようと栽培されているバナナの茎や葉に虫眼鏡で太陽光を集めたり、木をこすり合わせたりして種火をおこした。火は丁寧にランタンに移した。