いわきで97人判明「市中感染の可能性」 相次ぐクラスター

 

 県は12日、県内で230人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。11日に陽性と判明。1日の新規感染者数としてこれまで最多だった2日の114人を上回り、初めて200人を超えた。

 県内の感染確認は延べ6940人で、11日に陽性と判明した230人の内訳は、いわき市97人、郡山市36人、会津若松市29人、本宮市27人、福島市7人、南会津町6人など。68人の感染経路が分かっていない。

 まん延防止等重点措置が適用されたいわき市の状況について、県は相次ぐクラスター(感染者集団)が家族などに波及しているとする一方、「医療機関を受診した人が感染しているケースもある。『市中感染』のようなものが広がっている可能性がある」との見方を示した。

 県北の事業所で従業員38人の感染が確認され、県内117件目のクラスターと認定された。いわき市の福島労災病院のクラスターは看護師7人、患者16人の計23人に拡大。いわき市にある環境省発注事業の関連企業でも作業員2人が新たに陽性と分かり、計11人となった。

 県によると、11日までに44人が退院、9人が宿泊療養施設を退所し、48人の自宅療養を解除した。