ふたば未来・荻原、武井組V 高校総体バド男子複、団体と2冠

 
男子ダブルスで獲得した優勝カップを手に笑顔の荻原(左)、武井組=富山県・高岡市竹平記念体育館

 全国高校総合体育大会(インターハイ)のバドミントン競技は13日、富山県の高岡市竹平記念体育館で男女個人戦の準決勝、決勝が行われた。男子ダブルスでふたば未来の荻原聖也(3年)・武井凛生(りき)(同)組は、2―0で埼玉栄の森口航士朗(3年)・野口翔平(同)組を下し、優勝した。荻原と武井は団体と合わせて2冠を達成した。

 決勝は、10日の団体決勝でも対戦した2組の戦いとなった。団体決勝で荻原・武井組は2―1の辛勝だったが、この日は序盤のリードを保ったまま第1ゲームを21―17で先取すると、第2ゲームは中盤に逆転されたが連続で得点を重ね、21―18でストレート勝ちした。

 荻原と武井は「世界で活躍できる選手になりたい」と優勝の喜びを語った。

 ふたば未来は原発事故の影響で休校した富岡の伝統を引き継いでいる。ふたば未来勢の男子ダブルス優勝は2017(平成29)年の金子真大(まひろ)・久保田友之祐(トナミ運輸)組以来4年ぶりで、富岡時代を含めると通算5度目の制覇となった。昨年の大会は新型コロナウイルスの影響で中止となり、開催は2年ぶり。

 内堀知事「県民に夢と希望」

 ふたば未来の男子団体と男子ダブルスの優勝を受け、内堀雅雄知事は13日、「東京五輪で活躍した先輩方のように不屈の『富岡魂』をしっかりと受け継ぎ、全国大会中止という逆境から2年越しで勝ち取った栄冠は、練習と努力の成果であり、本当にうれしく思う」とのコメントを出した。「県民に夢と希望を与えてくれた。さらなる活躍を心から期待している」とたたえた。