福島県、新型コロナ121人感染確認 自宅療養は過去最多358人

 

 県は14日、県内で121人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。13日に陽性と判明した。1日の感染者数が3桁に乗ったのは3日連続で、同日現在の自宅療養者は358人となり、過去最多を更新した。「まん延防止等重点措置」の対象となったいわき市を中心に感染拡大に歯止めがかからない状況で、県はお盆期間中の旅行や帰省の原則中止または延期を求めている。

 県内の感染確認は、延べ7177人となった。13日現在の入院者数は重症13人を含む382人で、138人が宿泊療養中。自宅療養者と、療養先調整中の155人を含めた療養者は過去最多の1033人に上っている。

 県は、健康に影響の出る恐れのある陽性者について原則入院とする方針を維持している。しかし、感染拡大により、自宅療養や宿泊療養施設を活用せざるを得ない状況だ。自宅療養などでは、利用者の症状が急変した場合の対応などが必要となる。

 現在は20~30代の軽症者、基礎疾患のない40代までの無症状者は、宿泊療養や自宅療養を選択肢に入れて療養先を調整している。県は新たに病床を101床、宿泊療養施設を60室確保したが、担当者は「このペースで感染者が増えれば、あっという間に逼迫(ひっぱく)してしまう」と危機感を示した。

 13日に陽性と判明した121人のうち、いわき市の感染者が55人と半数近くを占める。ほかは郡山市30人、福島市12人、会津若松市と西郷村が4人、須賀川、南相馬、会津美里の各市町が2人、白河、喜多方、伊達、鏡石、磐梯、猪苗代、矢吹、三春、小野の各市町が1人、県外1人。

 13日までに54人が退院、12人が宿泊療養施設を退所し、32人の自宅療養が解除された。

 ■福島県内の新型コロナウイルス発生状況