菊地さん(会津工出身)最優秀賞 高校生徒セラミック作品展

 
最優秀賞に輝いた菊地柊人さんと作品「油滴の銀河」

 日本セラミックス協会が主催する「2021年年会高校生徒セラミック作品展」で会津工高セラミック化学科に在籍していた菊地柊人さん(18)の作品「油滴の銀河」が最優秀賞に輝いた。菊地さんは「高校1年の時から向上心を持って陶芸に取り組んできた。最後に作った作品が最優秀賞になり、とてもうれしい」と笑顔を見せた。

 作品展は3月23~25日にオンラインで開催され、同校を含む全国七つの高校が参加した。菊地さんは高校3年時の昨年8月に陶芸技能検定を受けている際に成形した作品の写真を提出し、受賞した。菊地さんはろくろを回しながら作品の下部分を引き締め、約40分で成形した。作品を浸す釉薬「油滴天目」は当時同校2年の生徒が作製し、同校の大浜達明教諭が作品を釉薬に浸して焼き上げた。菊地さんは「作品は一人で作り上げたわけではない。先生や後輩のサポートのおかげ」と話す。

 菊地さんは現在、会津オリンパスに勤めており、長野県で顕微鏡のレンズを専門に学んでいる。「ものづくりに妥協はしない」。高校時代の陶芸の経験を生かし、これからもものづくりの道を究める。作品は同校で見ることができる。