初の南相馬産ワイン、コヤギファーム販売 パッケージに小ヤギ

 
小高区のコヤギファームで販売しているワイン

 ワイン用ブドウを栽培している南相馬市小高区の「コヤギファーム」は初の同市産ワイン「Camouflage(カムフラージュ)」を完成させ、販売を始めた。

 ブドウは原発事故の影響で避難指示が出た同市小高区小屋木地区の元酪農地に栽培。2019年に苗木を植え、昨秋にブドウを収穫、岐阜県の醸造所に製造を依頼した。

 ワインは辛口のロゼでカベルネ・フラン、マスカット・ベーリーAを使用した2種類を用意している。同社代表の三本松貴志さん(48)によると、カベルネ・フランは口当たりがよく飲みやすい味わい。マスカット・ベーリーAは酸味が強く、肉料理などに合う仕上がり。

 パッケージには「小屋木地区」で造られたということをアピールするため、小ヤギのイラストをあしらった。三本松さんは「小高にワイナリーを建設し事業を拡大していく。小高のPRにつながれば」と話した。

 価格は750ミリリットル瓶2310円。同社で販売している。今後はインターネットでの販売や飲食店での提供も行う予定だ。

 購入などの問い合わせはコヤギファーム(t.sanbonmatsu@koyagifarm.com)へ。