「市民感覚の政策と提言を積極的に」 真田広志・新福島市会議長

 
抱負を語る真田新議長

 11日に福島市議会議長に就いた真田広志氏(50)が福島民友新聞社の取材に抱負などを語った。

 ―議長就任の抱負を。
 「真実を貫くことが政治の根幹だ。だから座右の銘は『真実一路』。市民の負託に応え、さらなる議会改革に臨みたい。(近年の議長では最年少で)職責の重さに身の引き締まる思いだ」

 ―議会改革の方向性は。
 「議会基本条例の理念が実践できていない部分があり、検証と改善で真に開かれた議会をつくる。議会の本質は市民の声をいかに吸い上げるかに尽きる。議員間の自由闊達(かったつ)な議論で、市民の意思を把握すると同時に政策形成能力を高め、市民感覚の政策立案と提言を積極的に行う努力を重ねたい」

 ―市政の課題は。
 「コロナ対策やワクチン接種が喫緊の課題。市民からワクチン接種が遅いと指摘されており、議会として国にワクチンを早期に配分するよう積極的に求めたい。老朽化した公共施設の再編も課題だ。膨大な予算が試算されており、統合化や複合化で財政支出を抑えることを考えなければならない」

 ―議会と行政の関係、木幡市政をどうみるか。
 「議会と行政は車の両輪といわれるが、基本は緊張感を保ちながら是々非々で対応する。木幡市政はスピード感があり、特に復興施策や感染症対策は評価できる。もちろん速すぎるときは議会としてチェック機能を発揮し、手綱を握ってブレーキをかけたい」

 さなだ・ひろし 福島市出身。東京経済大経済学部卒。2003年に初当選し現在5期目、総務常任委員長、議会基本条例策定特別委員会副委員長を務めた。