ピアノ彩る会津の蒔絵 初の試み、会津漆器の職人ら挑戦

 
蒔絵ピアノを製作する八木さん

 会津漆器の蒔絵(まきえ)師八木由紀子さん(郡山市)と会津漆器の蒔絵紋師佐藤淳さん(会津坂下町)は同町の佐藤さん方で、蒔絵ピアノを製作している。会津漆器職人がピアノに蒔絵を施す初めての試みに挑戦している。

 市民が気軽に文化・芸術に触れる機会を創出する「あいづまちなかアートプロジェクト2021」の一環。会津に縁がある印刷会社ユリクリエイト(東京都)が製作を依頼し、八木さんらが5月から製作を進めている。グランドピアノに貝殻を貼り付けるなどして、ヤマザクラのデザインを施す。八木さんは「初めての挑戦で、完成させたいという気持ちであふれている。伝統工芸が下火の中、ピアノを通して会津漆器の魅力を知ってもらえれば」と話した。

 ピアノは9月中下旬に完成予定。10月10日に会津若松市役所でお披露目となる特別演奏会が開かれる。