「五輪の県勢 刺激になった」 パラ陸上・佐々木、夢舞台へ

 
オンライン会見で東京パラリンピックへの意気込みを語る佐々木

 東京パラリンピックの陸上女子400メートル(視覚障害T13)に出場する佐々木真菜(23)=東邦銀行=が18日、オンラインで報道陣の取材に応じ、「自己ベストを更新してメダル獲得を目指す」と初の夢舞台へ抱負を語った。

 佐々木は2019年11月の世界選手権で代表に内定した。新型コロナウイルスの影響でパラリンピックは1年間延期となり「2年は長く感じたが、夢だったパラリンピックを目指すことに変わりはなかった」とひたむきさを忘れなかった。

 予選が行われる9月2日は、佐々木の24回目の誕生日。「誕生日はあまり気にせず、決勝に向けて調子を上げるためにも予選からタイムを狙っていきたい」と見据える。

 東京五輪では、県勢の姿に刺激を受けた。陸上男子400メートル障害で、準決勝に進んだ山内大夢(ひろむ)(早大、会津高卒)の姿が印象的だったとし「(山内と同じように)笑顔で競技に臨む」と意気込んだ。同席した川本和久監督は、「アスリートとして成熟度が増してきた。1年の延期で練習期間が長くなり、スプリンターらしい力も付いてきた」と太鼓判を押した。

 佐々木が出場する陸上女子400メートル(視覚障害T13)は9月2日に予選、同4日に決勝が行われる。

 東京パラリンピックに向けて、佐々木真菜が意気込みなどを語った。

 ―意気込みを
 「スタートから加速の部分などに磨きをかけ、自己ベストを更新する56秒台とメダル獲得を目指す」

 ―1年の延期を経験した。
 「気持ちが落ち着かない部分は確かにあったが、パラリンピックの舞台を目指すことに変わりはなかった。技術面や精神面など自分の中で考えながらやってきた」

 ―県民へメッセージを。
 「福島県の皆さんからたくさん応援していただき、背中を押してもらっているからこそ頑張れている。パラリンピックの舞台で自分の気持ちを走りで表現し、いい報告をしたい」