いわき市と佐川急便「災害時支援」協定 物資管理輸送に迅速対応

 
協定を結んだ清水市長(左)と梅木支店長 (モニター内)

 いわき市と佐川急便(京都市)は17日、災害時の支援物資の受け入れや配送に関する協定を結んだ。市は東日本大震災や東日本台風の発生時、全国から寄せられる大量の支援物資の管理や輸送が業務の負担となっていた。市は協定に基づき、物流の専門家による迅速な輸送対応につなげる考え。

 市は災害発生時、市内のグリーンベースを物流拠点施設とし、支援物資の受け入れを行う。佐川急便は同所を拠点に物資の荷降ろしや仕分け、積み込み、在庫状況の管理、避難所への配送などを幅広く担う。

 また、新型コロナウイルス感染拡大で増加が懸念されている自宅療養者へのパルスオキシメーターや食料配布も同社が行うことを視野に入れている。

 締結式は市役所と佐川急便をオンラインでつないで行われ、清水敏男市長と同社南東北支店の梅木淳支店長が協定書を交わした。

 清水市長は「支援物資の取り扱いが課題だった。協定締結に感謝したい」と述べた。