「アルパカ」9月お披露目 広野・二ツ沼総合公園で飼育始まる

 
9月中旬にお披露目される予定のアルパカ

 広野町が出資する町振興公社は町内の二ツ沼総合公園でアルパカ2頭の飼育を開始した。9月中旬ごろに一般公開する予定で、町の新たな魅力となる。

 2頭は、東京大が取り組むがん治療薬や新型コロナウイルスの検査薬を開発する研究で、抗体採取などに貢献した。町と東大アイソトープ総合センターが医薬品開発に関する連携・協力協定を結んでいる縁で、大学側から研究で一定の役目を終えたアルパカを譲り受け、7月末から公園で飼育している。

 公園は9月12日まで、新型コロナウイルス感染対策のため利用できない。公社は公園の利用再開後、アルパカを住民らに披露する。

 一般公開に先立ち、内堀雅雄知事は19日、被災地の視察の一環としてアルパカの飼育場を訪問した。内堀知事は「原発事故前にはなかった町の魅力と力をつくろうとする意気込みを感じた」と述べた。内堀知事は楢葉町で来年の生産開始を予定する水酸化リチウム製造の豊通リチウムと、太陽光発電関連事業のアンフィニ福島工場も視察した。