会話不要「スマホ119番」 伊達消防本部、障害者向け9月開始へ

 
9月1日から運用を開始する「NET119緊急通報システム」の画面

 伊達地方消防本部は9月1日から、聴覚や言語機能に障害のある人がスマートフォンなどの画面を操作して119番通報できる「NET119緊急通報システム」の運用を開始する。17、18の両日、伊達、桑折、国見、川俣の各市町で利用者向けの説明会が開かれた。

 会話で通報することが難しい人が、事前登録した衛星利用測位システム(GPS)付きスマートフォンやタブレット端末の画面上から「救急」「火事」といった通報に関する項目を選択して通報できる。その後はチャットでやりとりを行い、火事の状況やけがの症状を文字による会話で伝えることができる。

 同本部によると、これまではファクスで119番通報に対応していたが、実績はなかったという。旅行や出張時に災害に巻き込まれた際も、同システムを使用して119番通報すると、現地近くの消防本部に連絡が行く仕組みになっている。

 システム利用は無料だが、事前登録が必要で、ネット接続に必要な通信料は利用者の負担となる。同本部は「これまでよりも迅速に通報できるようになる。事前登録をお願いしたい」と呼び掛けている。

 問い合わせは同本部警防課通信指令係(電話024・575・0182、メールアドレスsirei@date119.jp)へ。