中学硬式「ポニー」国際大会 福島県で22年6月開催へ

 
大会開催への協力を約束し、本県産のモモを広沢理事長(右)にプレゼントする内堀知事

 中学生を対象とした硬式野球リーグ「ポニーベースボール」の国際大会が来年6月、本県で開催される見通しとなった。大会には日本を含むアジア圏のチームが出場する。日本ポニーベースボール協会は「復興の現状に理解を深めてもらい、子どもたちの教育につなげたい」としている。

 プロ野球のヤクルトや巨人、阪神で活躍した同協会の広沢克実理事長が20日、県庁を訪れ、内堀雅雄知事に開催を打診。内堀知事が快諾した。同協会によると、楢葉町のSOSO.Rならはスタジアムをメイン球場として開催する方針。複数の会場を設置する予定で、同スタジアムのほか、川内村や富岡町など双葉郡を中心に検討している。

 大会には15チームほどが出場見込み。優勝チームが世界大会に出場できるという。同協会は今後、県内市町村と調整する。国際会議で開催地として承認されれば、本県での大会開催が正式に決まるという。また来年5月には、日本代表チームのメンバーを選ぶ全国大会を同スタジアムで開催する考え。

 同協会の広沢理事長と那須勇元事務総長は「大会では福島産の食べ物を振る舞うことも計画している。安全性をアピールしたい」などと語った。内堀知事は「復興五輪は不完全燃焼だったが、国際大会がその一部を形にしてくれると希望を持っている。県として開催への支援をしっかり検討し、対応したい」と協力を約束し、広沢理事長に本県産のモモを贈った。

 広沢理事長は同協会東北連盟の設立も報告。本県からは福島ポニー(伊達市)が加盟している。