福島とうろう流し2年ぶり開催 4200個の明かり故人の冥福祈る

 
先祖や震災犠牲者の霊を慰めた灯籠=福島市・阿武隈川

 福島市の夏の風物詩、福島とうろう流しは20日、同市の阿武隈川河川敷で開かれ、4200個の灯籠の明かりを前に関係者が手を合わせ、故人の冥福を祈った。

 福島とうろう流し発興会の主催。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となり、2年ぶりの開催。今年も感染症対策のため関係者のみで行い、打ち上げ花火は中止した。

 東日本大震災後は灯籠を川岸に並べていたが、今年からは水に溶ける紙製の灯籠を川に流した。参加者は水面に浮かぶ灯籠を思い思いに見つめ、先人をしのんだ。スタッフの酒井美幸さん(36)は「復興やコロナの収束の願いも込めた」と話した。