福島県感染者、初の月2000人超 新たに109人、すでに5月の1.7倍

 

 県は21日、県内で109人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。20日に陽性と判明した。今月の感染者は2052人となり、月別の感染者が初めて2000人を超えた。あと1週間余りを残した段階で、これまでの月別最多だった5月(1179人)の約1.74倍に上っている。感染者の増加に伴い、自宅療養者も469人と過去最多を更新した。

 県内の感染確認は、延べ7884人となった。新たに福島市の酒を提供する飲食店と会津若松市のシェアハウスでクラスター(感染者集団)が発生。今月のクラスター確認数は計29件となり、月別最多を更新し続けている。

 県内では今月11日に過去最多となる230人の新規感染者が確認されて以降、連日のように100人前後の感染が確認されている。12日に月別の感染者が最多となって以降も、感染力の強いデルタ株への置き換わりやお盆期間の人流増加による感染拡大に歯止めがかからず、初めて2000人台に乗った。

 感染状況を示す7指標のうち10万人当たりの療養者数(55.96人)と直近1週間の新規陽性者数(38.30人)、病床使用率(58.9%)の三つがステージ4(爆発的な感染拡大)の水準にある。

福島県内月別感染者数

重症者病床の使用率40%超

 重症者用の病床使用率は前日から6.1ポイント上昇し、40.8%になった。県内の感染状況が第5波に入って以降、初めて40%台に上った。

 20日に陽性が判明した109人の内訳は、新たに「まん延防止等重点措置」が適用される郡山市が32人で最多、重点措置適用中のいわき市が25人だった。このほかは福島市17人、会津若松市9人、須賀川市5人、南相馬、会津坂下、富岡の各市町が3人、喜多方、伊達、三春の各市町が2人、猪苗代、西郷、塙、広野の各町村が1人、県外2人となっている。52人の感染経路が分かっていない。

 20日現在の入院者数は重症20人を含む375人で、90人が宿泊療養をしている。療養先調整中の99人を含む療養者は1033人。同日までに58人が退院、26人が宿泊療養施設を退所し、65人の自宅療養が解除された。

■福島県内の新型コロナウイルス発生状況(福島県HP)