福島の無許可飲食店でクラスター 8人感染、時短要請も従わず

 

 福島市は21日、同市置賜町にある酒を提供する飲食店「気分屋酒場」で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。同店は県の営業時間の短縮要請に従わずに午後8時以降も営業し、20日までに同店を利用した8人の感染が確認された。店は営業許可も得ていなかった。市は他の客も感染した可能性があるとし、店名を公表して利用者に市へ相談するよう呼び掛けている。

 市によると8人はいずれも20代の男女で、10~14日に店を利用した。店では検温やマスク着用など予防策は従業員、利用客ともに行っておらず、消毒は閉店時に実施していた。従業員は男性オーナーのみだった。男性は今後PCR検査を受ける予定だという。

 市は同店のほか、午後8時以降も営業している他の飲食店を利用した人に対し、市に相談するよう呼び掛けている。電話番号は0120・567・747。

市長「時短に協力を」

 木幡浩市長は「8時以降の営業(をしていた店)でクラスターが発生したことは大変残念。時短要請に協力してほしい」と語った。いわき市のほか郡山市にも適用されるまん延防止等重点措置については「お盆の影響による感染者増は想定済み。早期発見に努めているが、今後防御線が破られれば、県に適用をお願いしなくてはならなくなる場面もあるだろう」と話した。