奥会津の古文書展示 伝統的漁法も紹介、福島・県歴史資料館

 
居繰り網漁について説明する小野さん

 県文化振興財団主催の収蔵資料展「奥会津の古文書(こもんじょ)―只見町石伏・田子倉地区を中心に―」は、福島市の県歴史資料館で11月3日まで開かれている。

 只見線の早期復旧を応援しようと、奥会津にゆかりの古文書をシリーズで取り上げる展示の第5弾。只見町石伏・田子倉地区に関する江戸・明治時代の古文書などを展示している。

 現在も新潟県の三面川(みおもてがわ)で行われている伝統的な漁法「居繰(いぐ)り網漁」が、1746(延享3)年に只見川でも行われていたことを示す貴重な文書も紹介している。居繰り網漁は、2隻の船の間に張られた網でサケやマスなどを追い込んで取る漁法。

 主任学芸員の小野孝太郎さんは「当時の生活などを知ってもらって奥会津への興味、関心を高めてほしい」と話した。

 入場無料。時間は午前9時~午後5時。問い合わせは県歴史資料館(電話024・534・9193)へ。