福島県、延べ8000人超感染 新型コロナ、10日で1000人ペース

 

 県は23日、県内で新たに96人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。22日に陽性と判明。感染確認は延べ8074人となり、8000人を超えた。感染力の強いデルタ株への置き換わりやクラスター(感染者集団)の発生により、今月は10日間に1000人のペースで感染者が増え続けている。

 累計の感染者は7月6日に5000人台となり、約1カ月後の今月2日に6000人を超えた。その後、12日に7000人超、22日に8000人超と、7月に比べ約3倍の速さで増えている。今月の感染者数(22日現在)は2242人で、このままのペースで拡大が続けば3000人に迫る勢い。

 直近1週間(16~22日)の人口10万人当たりの新規陽性者数は38.89人、療養者数は57.69人、病床使用率は58.1%といずれもステージ4(爆発的感染拡大)の水準。療養者のうち医療機関に入院できている人の割合を示す「入院率」は過去最低の34.7%となり、重症者用病床使用率(40.8%)、PCR陽性率(5.7%)とともにステージ3(感染急増)の状況にある。

 22日現在の入院者数は重症20人を含む370人。重症者の約半数は高齢者だが、中には30代もいる。107人が宿泊療養、482人が自宅療養している。

 陽性が判明した96人の内訳は郡山市28人、いわき市25人、福島市16人など。35人の感染経路が分かっていない。22日までに27人が退院、14人が宿泊療養施設を退所、48人の自宅療養が解除された。

 ■福島県内の新型コロナウイルス発生状況(福島県HP)