郡山初日、人影まばら まん延防止適用、百貨店は感染対策徹底

 
「入店制限をする場合がある」との張り紙を掲示している地下1階の食品売り場=郡山市・うすい百貨店

 23日にまん延防止等重点措置の適用初日を迎えた郡山市。要請に従い、複数の大規模商業施設が午後8時以降の営業を見送った。JR郡山駅前のアーケードは人影もまばらで、酒類の提供自粛が求められた影響か、店には休業を告げる張り紙が並んだ。

 同日午後、品川萬里市長と中島博県中地方振興局長ら市と県の職員約20人が、JR郡山駅周辺の飲食店で酒類の提供自粛や、感染対策の徹底を求める見回り活動を展開した。

 品川市長らが見回りしたモルティ5階にあるフルーツタルト店の小針名月店長は「時短営業の影響か、昼にお酒を注文する女性客も増えていたので(提供自粛は)痛い。早く収束してほしい」と訴えた。

 うすい百貨店は、入り口や地下1階の食品売り場、10階の催事場フロアなどに「混雑時には入店制限をする場合があります」との張り紙を掲示した。

 混みやすい昼時には食品売り場に従業員を巡回させて、間隔を空けてレジに並ぶよう呼び掛けたり、アルコール消毒への協力をお願いするなどの対応も取るという。担当者は「お客さまと従業員の接触を全くゼロにするのは難しいが、感染防止に向けてできる限りの対応をしていきたい」と話した。同店を訪れた須賀川市の女性(51)は、郡山市で感染が拡大しているため同市に買い物に来る頻度が減ったという。「このような状況なので、感染防止対策に従うしかない」と諦め顔だった。

 パチンコ店などが加盟している郡山遊技場組合は、営業時間短縮要請に従うよう加盟店舗に通知した。業界関係者は「夜の営業が短くなるのは厳しいが、仕方がない」と、経営面への影響を心配していた。