いわき4~6月期景気 3.1ポイント悪化 卸売りや小売業厳しく

 

 ひまわり信用金庫(いわき市)は23日までに、いわき地区の中小企業の景気動向を調査した2021年4~6月期の景況リポート「とっかけ」を発行した。

 4~6月期の業況判断指数(DI)は、マイナス43・3で、前回調査(1~3月期)に比べ、3・1ポイント「悪化超」幅が拡大した。特に卸売り業や小売業、不動産業で悪化傾向がみられた。先行き(7~9月期)については、マイナス37・4と悪化超のまま推移するが5・9ポイント改善し、業況の改善が見込まれるとした。

 方部別では「平・内郷」は10・5ポイントの大幅な悪化、「小名浜・常磐方部」も6・2ポイント悪化超幅が拡大した。勿来方部は13・3ポイントの大幅な悪化超幅の縮小がみられた。

 特別調査として行った中小企業の事業継続については、合わせて64・2%が「強く危機を感じている」、「やや危機を感じている」とした。事業継続を困難化させる要因として重視するリスクは「経営者の離脱」が16・5%と最も多く、「仕入れや調達の困難化」が16・1%で続いた。