江戸時代の福島に思いはせる 「信達歴史文化研究会」設立シンポ

 
講演する守谷さん

 県北の歴史や文化を研究する信達歴史文化研究会は20日、福島市のアオウゼで設立記念シンポジウムを開いた。参加者は、江戸時代の市内の観光スポットなどについて学びながら、地元の歴史に思いをはせた。

 研究会は、市在住の県史学会の会員らが中心となって設立した。会の事務局長を務める守谷早苗さんが江戸時代の信達地方の名所・名物をテーマに基調報告した。

 守谷さんは江戸時代、福島市太平寺の「児塚(ちごづか)」が、古代からよく知られた「文知摺」などと並んで名所として広く認識されていたことを紹介。白菊という名前の少年の物語にちなんだ場所だが、守谷さんは「児塚はその後現代には伝わらなかった」と説明した。