ルバング小野田さん壮絶な日々 映画完成で制作者らゆかりの塙に

 
宮田町長(右)に映画完成を報告した(左から)大友理事長、大山社長、村上社長

 戦後30年近くフィリピン・ルバング島に潜伏していた元陸軍少尉の故小野田寛郎さんを描いた映画「ONODA 一万夜を越えて」が10月8日に公開される。24日、映画関係者らが小野田さんゆかりの塙町を訪れ、映画の完成を報告した。

 実話を基にした同作品は、ジャングルで生き抜いた小野田さんの壮絶で孤独な日々を追った人間ドラマ。フランスで7月に開催された第74回カンヌ国際映画祭で、斬新な作品を集めた「ある視点」部門の開幕作品として公式上映された。

 町には、小野田さんが開設した小野田自然塾キャンプ場があるため、関係者が訪問した。

 小野田記念財団の大友長悦(ちょうえつ)理事長、映画製作会社のCHIPANGU(ジパング)の大山義人社長、配給を手掛けるエレファントハウスの村上正樹社長らが町役場を訪問し、宮田秀利町長と映画や小野田さんの半生などについて語った。大山社長は「小野田さんが孤独と闘いながら何を支えに生きてきたか、現代の私たちも学べる部分を感じとってほしい」と述べた。

 県内ではまちポレいわき(いわき市)で公開される。