塾の先生は地域おこし協力隊員 国見町公営塾、小学部始まる

 
「子どもたちの目標実現に向けて支えたい」と話す田辺さん(右)、三好さん

 国見町で25日、小学生を対象にした町の公営塾「放課後塾ハル小学部」が始まった。授業を担当する町地域おこし協力隊員の田辺愛恵さんは「勉強する習慣を身に付けてもらいたい。物事に挑戦する子どもたちを応援したい」と意気込んでいる。

 町が運営する公営塾は、放課後を利用した学習支援体制強化に向けて6月、受験を控える中学3年生を対象に開塾した。今回の小学部は国見小5、6年生が対象で、田辺さんと塾長を務める三好菜月さん(町地域おこし協力隊員)が講師を務める。田辺さんは埼玉県本庄市出身で、将来は教育関係の仕事に就くのが夢だ。東京都出身の三好さんは、岡山県で公営塾設立に携わり、都内の民間塾で働いた経験もある。田辺さんは「塾生一人一人に合った勉強スタイルを提供したい」、三好さんは「子どもたちにはいろいろな経験を積んでもらい、視野を広げてもらいたい」と話した。

 初日の25日は塾生11人が参加した。自己紹介やテーマ授業「ルール編」と題して身の回りのルールについて考えた。また、学校で出された宿題を講師2人と一緒に解いた。

 小学部の塾生は40人。国見小で月、水、金曜の放課後に塾が開かれ、塾生は週に1日通う。算数の予習復習のほか、戦国時代やアート、地球など子どもたちの興味関心のある題材を取り上げて探究するテーマ授業を行う。