只見線全線開通50周年 只見駅前で式典「沿線の地域活性化進める」

 
全線開通50周年を祝いJR只見駅のホームで記念撮影する町民ら

 福島、新潟両県を結ぶJR只見線(全長135.2キロ)が29日、全線開通50周年を迎え、只見町のJR只見駅前で記念式典が行われた。関係者が沿線地域の振興へ気持ちを一つにした。

 只見線は1971(昭和46)年8月29日に最後の未開通区間だった只見―大白川駅間が開業したことで会津若松―小出駅間(新潟県魚沼市)がつながった。2011年7月の新潟・福島豪雨により一部区間の不通が続くが、復旧工事が進み22年度の全線再開通が見込まれている。

 記念式典で、渡部勇夫只見町長と山下鎮男会津坂下駅長が「只見線の全線再開通へ機運が高まった。沿線の地域活性化を進めていきたい」とそれぞれあいさつした後、内田幹夫魚沼市長をはじめ関係者と共にくす玉を割り、節目を祝った。

 只見駅で列車の出迎えや見送りをした只見小6年の女子児童(11)は「50年という歴史の重さを感じた。再開通したら只見線ですてきな旅をしてみたい」と笑顔を見せた。

 50周年に合わせてJR東日本は、羽越線を走る観光列車「海里」を運行したほか、只見駅で記念入場券セットなどを発売した。