ブランド戦略まとめ本に 1年間協議、長久保食品と医療創生大

 
本発行について発表する篠原社長(左から2人目)、山口特任教授(同3人目)ら

 老舗漬物メーカーの長久保食品(いわき市)と医療創生大(同)が、同社のブランド再構築に向けて進めてきた地域連携プロジェクトをまとめた本を発行した。26日、関係者が共同会見して発表した。

 プロジェクトは、復興庁の地域復興マッチング「結の場」をきっかけに開始。漬物市場が低迷する中で、医療創生大の経営学系教員4人と長久保食品の篠原福一社長が、経営戦略について約1年間かけて協議してきた。篠原社長は研究会を通じて、しそ巻きのほかに取り組む和風ピクルスの瓶詰や缶詰、カフェスタイルの導入などに取り組んでいく方針を決めたという。

 本では、長久保食品の現状や今後の経営方針、商品のマーケティング戦略の事例、情報通信技術を活用したビジネスなどを紹介している。プロジェクトに携わった山口憲二医療創生大教養学部特任教授は「いわきを代表する老舗企業の経営戦略改善の例として役立てたい」と話した。

 価格は税込み2500円。長久保のしそ巻き本舗の鹿島、好間の両店で販売している。問い合わせは長久保食品(電話0246・36・3999)へ。