「特殊詐欺と交通事故対策に力」 児嶋福島県警本部長が抱負

 
抱負を語る児嶋本部長

 県警の児嶋洋平本部長(52)=警視監=が30日、着任した。県警本部で記者会見を開き「地域性を踏まえた警察活動を推進する」と抱負を述べた。警察庁長官官房付からの着任。

 児嶋氏は本県について「地域性が多様で奥が深い」と指摘。「県公安委員会の指導を受けながら、県内の実情に合う施策や判断ができるように全力を尽くしたい」と強調した。

 力を入れていく点に、東日本大震災の被災地では「犯罪抑止と交通安全対策」を、一般的な治安面では「特殊(なりすまし)詐欺と交通事故対策」を挙げた。特に被害が後を絶たない特殊詐欺は「手口の変化や傾向を敏感に察知して、情報発信や警戒活動に速やかに反映する必要がある」と話した。これまでに、災害対策や東京電力福島第1原発の廃炉作業の進捗(しんちょく)に関わったことがあり「復興治安の責任の重大さを感じている」と身を引き締めた。