「宇宙パッションフルーツ」 富岡の名産品に、帰還の種で栽培へ

 
◆「宇宙から戻ったパッションフルーツを広めたい」と意気込む高橋さん(左)

 「宇宙から戻ったフルーツを広めたい」。宇宙を旅して地球に帰還したパッションフルーツの種を手に生産者の高橋雅裕さん(69)は古里の富岡町で新たな名産品を生み出すことを誓った。

 「おいしさと珍しさに着目した」という高橋さんは、同町で解体業を営む傍ら、昨春からパッションフルーツを栽培している。町観光協会などから依頼を受け、ワンアースが主催する被災地の復興の姿を伝える事業「東北復興宇宙ミッション」に種を提供し、6月に宇宙へと打ち上げられた。

 30日は町役場で種の帰還式が行われた。高橋さんは来年の収穫を目指す考えで「種をまいて広く普及したい」と期待を膨らませた。