来場60人ごとに記念品贈る 二本松、万古焼の「木型」展

 
井上さんから記念品を受ける60人目の阿部さん(左)

 二本松市の市民交流センターで開催中の「よみがえる二本松萬古焼の『木型』展」には多くの陶芸ファンらが来場し、県の伝統的工芸品「二本松万古焼」の歴史に触れている。8月27日、井上窯が開窯して60年の節目を迎えたことにちなみ、60人目の来場者に記念品が贈られた。

 節目の来場者となったのは、郡山市の阿部篤臣さん(90)。井上窯当主の井上善夫さん(71)から二本松万古焼の手ひねり急須が贈られた。阿部さんは「万古焼が木型で作られているのは知っていたが、江戸時代の木型があるとは」と展示を見て驚いた様子だった。

 記念品は、井上さんの協力で60人ごとに贈る。同29日には120人目となった宮城県の女性にも記念品が贈られた。

 木型展では、二本松万古焼の代表的な技法「手ひねり型くずし」で使う江戸末期や明治時代などの木型44点を展示している。開館時間は午前9時30分~午後5時(最終入館は同4時30分)。月曜日休館。入場無料。問い合わせは同センター(電話0243・24・1215)へ。