「立派な漆職人になりたい」 福島県展最高賞の幅さん、感謝と喜び

 
受賞作品を手に内堀知事に受賞を報告した幅さん(右)

 本県最大の公募展である第75回県総合美術展覧会(県展)で最高賞の「県美術大賞」を受賞した会津若松市の漆器職人幅(はば)夏美さんは31日、県庁に内堀雅雄知事を訪ね、受賞を報告した。

 受賞作品は「蒔絵飾皿『世界美女』」で、世界三大美女らの美しさを蒔絵で表現した。幅さんは「受賞は支えてくれた会津の職人さんをはじめとする皆さんのおかげ。本当に感謝している。研修を積んで立派な職人になりたい」と喜びを語った。

 内堀知事は「無限に可能性がある。自分の力を試して頑張ってほしい」と激励した。

 幅さんは東京都出身。2019年に会津漆器技術後継者訓練校に入校して技術を学び、卒業後の現在は研修先で漆器職人として活躍している。同校の高瀬淳校長と長谷川利之副校長が同席した。