死亡後の残置物処分 若松の社団法人、賃貸物件入居者向け

 
新しいサービスの準備を進める小林代表理事

 介護が必要な人と支える人のマッチング事業を手掛ける会津若松市の一般社団法人「ふくしぇる」は1日、賃貸物件入居者が亡くなった後に、家に残された家具などの残置物を処分する取り組みを始めた。対象は県内全域。死亡後の周辺整理を懸念する独居者らの不安解消を図る。

 処分の方法は、廃棄や譲渡、売却など依頼者と相談した上で決める。捨てるもの以外を決めていく方法で行い、売却で出たお金は相続人へ渡される。利用料金は住宅の広さによって決定する。併せて、緊急連絡先を担うサービスも始める。「近隣に緊急連絡先がないため賃貸契約ができない」という声を受けた取り組み。連絡を受けた後の対応は関係機関へ引き継ぐ。緊急連絡先のサービスは最初に登録料9900円が必要で、利用料は月額770円。

 いずれもマッチングの基本サービスのオプションとなっており、契約を結ぶ際には一定の判断能力、意思能力が必要となる。

 問い合わせは「ふくしぇる」の小林しのぶ代表理事(電話0242・93・7272、平日午前8時30分~午後5時30分)へ。