「働きたくなるオフィス」実現 ベクトン・ディッキンソン福島工場

 
さまざまな働き方に対応しようと改装されたオフィス

 医療機器製造などを手掛ける日本ベクトン・ディッキンソン(東京都)の福島工場(福島市)は、社員の固定席をなくし、好きな場所で働くことができるようにオフィスの一部を改装した。コロナ禍でテレワークが普及する中、会社でのデスクワークを社員主導で再検討し「働きたくなるオフィス」を実現した。6日から使用を始める。

 改装したのは約300平方メートルのフロア。カフェのようなカウンターで仕事ができるスペースや外を眺めながらリラックスして仕事をするスペースなど多様な約70席を用意。立ったまま作業できるコーナーもある。

 品質管理など製造に関係する業務に当たる社員が主に使用し、その日の業務内容などに合わせて自由に席を変える。席の消毒を徹底するほか、対面で席を使わないようにするなど必要な感染症対策を講じる。

 社員でつくるプロジェクトチームが主体となって5月に検討を始め、レイアウトや備品などについて議論してきた。新村智昭工場長(47)は「新しい働き方を考えてほしいと社員に伝えたら、ワクワクするようなスペースが完成し、とてもうれしい」と話した。