郡山のガス爆発、書類送検へ 業過致死傷容疑、飲食店運営社長ら

 
ガス爆発が起きた現場=2020年7月30日、郡山市

 郡山市の飲食店「しゃぶしゃぶ温野菜郡山新さくら通り店」で昨年7月にガス爆発が起きて1人が死亡、19人が重軽傷を負った事故で、県警が、業務上過失致死傷の疑いで当時の店運営会社社長やガス工事業者、保安機関の担当者ら数人を今週中にも、書類送検する方針を固めたことが1日、関係者への取材で分かった。

 事故を受け経済産業省がまとめた調査報告書では、流し台下のコンクリートの床面に設置されていたガス管が腐食し、亀裂部分からガスが漏えいしたと指摘している。このガス管は腐食に弱いとされる白管で、液化石油ガス法の例示基準では、白管はコンクリート面に直接触れないように配置するよう定められている。

 県警は店側のガス管の管理が不適切だった上、点検担当者もそれを見過ごしたことが事故につながったと判断したとみられる。

 事故は改装休業中の同店で昨年7月30日午前9時前に発生。仙台市の会社員の男性=当時(50)=が内装工事のために店内に入った直後に爆発した。この事故で男性は亡くなったが、県警は事故につながる過失があったとみて、業務上過失傷害の疑いで男性も書類送検する方針で捜査している。