飯舘イメージ「アロマオイル」開発へ 地域隊員、村の魅力発信

 
アロマオイルのサンプルを手に「村の魅力発信に力を入れたい」と話す大槻さん

 飯舘村地域おこし協力隊の大槻美友さん(27)は、村をイメージした香りのアロマオイルの開発に取り組んでいる。大槻さんは「商品化された際には、避難している村民にもアロマオイルを手に取ってもらい、村の風景を思い出してもらえれば」と準備に奔走している。

 福島市から移住し、昨年4月に協力隊に就任した大槻さん。「村には魅力的な特産品がたくさんある。移住者目線で、村らしさを表現できる新たなものを作ってみたい」と、協力隊の活動の一環として6月から開発に取り組んでいる。

 開発のコンセプトは「飯舘村っぽい」香りのアロマオイル。大槻さんは調達したアロマオイルのサンプル約30種類を使い、村職員を対象に開発に向けた調査を実施した。職員が抱く村のイメージや、香りなどについて聞き取った。

 職員からは「緑の青々とした村」「ほっとするようなぬくもりのある感じ」などのイメージが寄せられた。集約した調査結果を専門の調香師に託し、2種類の試作品を作製している。年内の商品化を目標に改良を続けていくという。

 村内の「工房マートル飯舘工房」を拠点に、キャンドル作家としても活動している大槻さん。開発したアロマオイルを、自身が手掛ける「ボタニカルキャンドル」と組み合わせて活用することも視野に入れている。

 大槻さんは「アロマオイルに限らず協力隊としての活動全般を通じて、村の魅力を広く発信することが私の役目」と日々、精力的に活動を展開している。