ミリ単位で治療位置補正 福島県初、坪井病院が放射線装置導入

 
高精度放射線治療装置の前でリニアック棟について説明する坪井理事長

 坪井病院が、主にがんの放射線治療をするために整備した「リニアック棟」の開所式が1日、郡山市の同病院で行われた。同棟は、鉄筋コンクリート造り1階建てで、スウェーデン・エレクタ社製の高精度放射線治療装置「Versa(バーサ) HD」を県内で初めて導入した。

 新たに導入した装置は、治療の直前にCTを撮り、特殊な寝台で患者の位置を補正することにより、正確な治療ができる。さらに患者の体表面の形を識別してミリ単位で治療位置を合わせることができるため、マーカーで体に線を書いて治療位置を合わせる作業が不要になるという。

 式では、同院の坪井永保理事長が「地域の皆さまに最新、最良の医療を提供していきたい」とあいさつし、関係者らがテープカットして開所を祝った。