独自デザインの茶道具並ぶ 若松、大阪の漆芸家が展示会

 
新しいデザインの茶道具を展示する川端さん

 大阪市で50年間漆芸に取り組む6代川端近左さん(74)の漆芸展は2日、会津若松市のアピオスペースで始まった。伝統的な漆の技法に新しいデザインの蒔絵(まきえ)などが施された茶道具に来場者が見入っている。7日まで。

 小野美術(いわき市)の主催。川端さんは約200年続く漆芸作家家系の6代目。今回は襲名20周年を記念して開かれた。

 会場では抹茶を入れる棗(なつめ)や銘々皿などの菓子器など、茶道具を中心に約80点を展示、販売している。川端さんは伝統を踏まえながら、独自のデザインを追求。鮮やかな青の漆にガラスの微粒子を練り込んで輝きを表現し、金粉で雪の結晶を描いた棗など、現代的にアレンジした作品が並ぶ。会場には茶席が設けられ、日替わりで裏千家や表千家、茶道石州流宗家が薄茶と菓子を無料で提供している。

 3、4の両日は午後1時30分から、会場で川端さんが「漆のはなし」と題して講演する。展示の時間は午前10時~午後6時(最終日は同5時)。茶席は午前10時30分~午後4時30分。