郡山ガス爆発、4人書類送検 業過致死傷疑い、運営会社社長ら

 

 福島県郡山市の飲食店「しゃぶしゃぶ温野菜郡山新さくら通り店」で昨年7月にガス爆発が起き1人が死亡、19人が重軽傷を負った事故で、県警は2日、業務上過失致死傷容疑で、同店を運営していた会社高島屋商店(いわき市)の社長(70)ら4人を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。

 他の3人はガス工事業者や法定点検を委託されていた保安機関の担当者ら。

 書類送検容疑は2006年の店建設時、工事業者が国の基準に違反して湿気に弱いタイプのガス管を調理場のコンクリートの床にじかに設置。店の運営側の管理が不適切だった上、保安機関が問題ないと判断したため、配管が腐食し穴から漏れたガスに着火、爆発させて20人を死傷させた疑い。

 着火原因は特定できなかったが、爆発直前に店に入り死亡した内装工事の責任者=当時(50)=にも事故につながる過失があったとして、県警は業務上過失傷害容疑で書類送検した。

 事故は改装休業中の同店で昨年7月30日午前9時前に発生。店は全壊し、爆発の衝撃などで近隣住民ら19人が重軽傷を負った。