福島をテーマに伝統工芸品紹介 台湾で11日から「和風文化祭」

 
文化祭の展示イメージ図

 台湾台南市で11日から、「福島」をテーマに日本の伝統工芸品の魅力を伝える「和風文化祭2021」が開かれる。12月5日まで。会場は総爺(そうや)国際芸術文化センター。東日本大震災から10年の節目に当たることから、本県の復興に関連した内容も展示する。震災後の本県の歩みや被災地域の今を知ってもらい、台湾に正確な情報を伝えることを目的としている。

 文化祭では、白河だるまをはじめ、会津塗、奥会津の編み組細工、奥会津昭和からむし織り、須賀川絵のぼり、三春駒、起き上がり小法師(こぼし)、赤べこ、会津絵ろうそくなど県内約100作品を展示する。

 また、只見線の写真などで台湾に多くのファンを持つ星賢孝さんの作品を展示するほか、白河だるまや赤べこ、起き上がり小法師の制作過程を紹介する動画や絵付け体験などのプログラムを準備し、本県の絶景や伝統文化を知ってもらう。

 台南市と交流が深い白河市が、台南市から和風文化祭への協力を依頼され、取りまとめた。白河市は2016(平成28)年度から台湾に向けてトップセールスやゴルフツーリズムを核としたモニターツアーなどの誘客事業を展開し、台南市との交流を重ねている。