菊池さん「大きな経験」 トライアスロン伴走、棚倉町を表敬

 
湯座棚倉町長を表敬訪問した菊池さん(右)

 東京パラリンピックのトライアスロン女子視覚障害の部に出場した円尾(まるお)敦子選手(47)のガイド(伴走者)を務めた、棚倉町出身の菊池日出子さん(34)は3日、湯座一平棚倉町長を表敬訪問し、大会出場を報告した。

 菊池さんはトライアスロン選手として長年活躍していたが、けがなどに悩み2018(平成30)年12月に引退。19年に日本トライアスロン連合からの打診を受け、ガイドを引き受けた。

 菊池さんは「円尾選手のサポートや力を引き出す役目をしっかり務めることができた」と振り返った。湯座町長は「走りながら選手をサポートするのは大変なことだと思う。これからも、地元として応援していきたい」とたたえた。

「熱意や覚悟感じた」

菊池さんに大会出場の感想などを聞いた。

 ―大会を振り返って。
 「ガイドという形で大会に関われるとは思ってもいなかったので、とても大きな経験になった。選手たちと交流して、大会に懸ける熱意や覚悟を肌で感じた」

 ―レース時に心掛けていたことは。
 「円尾選手の体調に気を使いつつ、自分が倒れないよう注意した。選手はレースで緊張しているので、いかに平常心で走ってもらうかを心掛けていた」

 ―今後の活動について。
 「トライアスロンの普及と女子選手の育成に努めていく。障害者に限らず、全員が参加できるようなトライアスロン教室なども開催していきたい」