福島県で1人死亡、53人感染 新規陽性者数はステージ3に

 
新型コロナウイルス感染を確認した人数

 県は4日、新型コロナウイルスに感染して県内の医療機関に入院していた90歳以上の男性が1日に亡くなったと発表した。死者は169人。新たに感染が分かったのは53人で、直近1週間(8月28日~9月3日)の人口10万人当たりの新規陽性者数は22.91人とステージ4(爆発的感染拡大、25人以上)の指標を下回った。

 53人は3日に陽性と判明し県内の感染確認は延べ8957人。1週間の新規陽性者数は県内が「第5波」に入った7月下旬以降、ステージ4の状況が続いたが、7月29日以来約1カ月ぶりにステージ3(感染急増)の指標に改善した。感染者数は連日100人前後が確認されていた8月中~下旬ごろと比べ徐々に減少している。県はまん延防止等重点措置や全県での独自対策による人流抑制効果が表れつつあるとみている。

 一方、病床使用率(51.2%)、人口10万人当たりの療養者数(37.11人)は依然ステージ4の水準にある。感染力の強い「デルタ株」への置き換わりも進み、予断を許さない状況が続いている。3日現在の入院者は重症14人を含む326人。105人が宿泊療養、225人が自宅療養しており、29人が療養先調整中。

 感染が確認された53人の内訳はいわき市15人、郡山市13人、福島市9人、矢吹町4人、会津若松、白河、伊達の各市が3人、鏡石、会津坂下の各町が1人、県外1人。20人の感染経路が分かっていない。クラスター(感染者集団)関連では県北保健所管内の事業所(県内135件目)で従業員1人の感染が判明し計13人、会津若松市の事業所(146件目)も従業員1人の感染で計9人にそれぞれ拡大した。

■福島県内の新型コロナウイルス発生状況(福島県HP)