「東京パラリンピック」閉幕 閉会式、パリにつなぐ共生社会発信

 
東京パラリンピックの閉会式で、障害者の人権を守るキャンペーン「We The 15」のシンボルカラーの紫色に変わった聖火台。手前は日本選手団=5日夜、国立競技場

 第16回夏季パラリンピック東京大会は5日、東京・国立競技場で閉会式が行われ、13日間の戦いに幕を下ろした。五輪同様に新型コロナウイルスの影響で1年延期となり、緊急事態宣言下で原則無観客の開催だったが、世界中から集った障害のある約4400選手が個性や能力を発揮。多様性を尊重し合う「共生社会」の意義を発信した。

 五輪を含む二つの祭典は致命的なトラブルなく日程を終了し、準備に8年をかけた大会は完結した。パラリンピック旗は、東京都の小池百合子知事から、国際パラリンピック委員会(IPC)のパーソンズ会長を経て、3年後の開催地パリのイダルゴ市長へ引き継がれた。

 閉会式には、県勢で陸上女子100メートルと400メートル(ともに視覚障害T13)に出場した佐々木真菜(24)=東邦銀行=と車いすバスケットボール男子の豊島英(あきら)(32)=WOWOW、いわき市出身=らが出席した。