震災10年、過去の災害から学ぶ防災対策 郡山JCがトークショー

 
今後の防災対策について語る斎藤さん(左)

 郡山青年会議所(JC)は4日、郡山市のホテルハマツで大阪府のイベント企画会社フラップゼロアルファの松田哲社長と、福島テレビ気象キャスターの斎藤恭紀さんを招いた防災トークショーを開いた。参加者が過去の災害から学ぶ教訓やこれからの防災対策について理解を深めた。

 同JC創立60周年記念事業の一環。東日本大震災から10年の節目に合わせ、防災意識を高める機会にしてもらおうと開催した。新型コロナウイルス感染防止対策のため、会場の様子を動画投稿サイト「ユーチューブ」で生配信した。オンライン視聴者も含めて計約120人が参加した。

 松田社長と斎藤さんのほか、日本青年会議所東北地区福島ブロック協議会の佐々木公一会長と同JCの柳沼勝恵理事長も登壇した。松田社長は阪神・淡路大震災で被災した経験から「体感型防災アトラクション」を開発。被災当時を振り返り、「多くの人が倒壊した柱や屋根に体を挟まれて助からなかった。ジャッキがあれば助けられた」と教訓を話した。

 斎藤さんは、東日本台風(台風19号)の被災状況を振り返った上で、水害から身を守るための対策として「ハザードマップを確認して住む場所の危険を知ることが最も重要」と指摘。「危険な場所に住む人は早めの避難を心掛け、高齢者に声掛けをしてほしい」と訴えた。