ふるさと創生賞、坪倉さんたたえる みんゆう県民大賞表彰式

 
みんゆう県民大賞を受賞し中川社長から盾を受ける坪倉さん(右)=6日午後、福島市・福島民友新聞社

 県内で大きな功績を残した個人・団体を顕彰する第31回みんゆう県民大賞(福島民友新聞社主催)のふるさと創生賞に輝いた福島医大放射線健康管理学講座教授の坪倉正治さん(39)への表彰式が6日、福島市の福島民友新聞社で行われ、坪倉さんの栄誉をたたえた。

 福島民友新聞社の中川俊哉社長が賞状と盾、副賞の50万円を贈った。表彰式に合わせオンライン講座が開かれ、坪倉さんが東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で得られた教訓を生かしていくことの大切さや放射線教育の重要性について若い世代に語り掛けた。

 坪倉さんは講演で「福島の皆さんに温かく迎えてもらい、支えてもらったからこそ、賞を受けることができた。やるべきことは多々あるので(県民の)皆さんと一緒に進んでいきたい」と感謝の言葉を述べた。

 坪倉さんは震災、原発事故直後から本県に入り、内部被ばく検査を行いながら県民に寄り添い放射線不安の払拭(ふっしょく)に努めてきた。放射線の健康影響などについての研究成果を論文としてまとめて発信するとともに、本紙で「坪倉先生の放射線教室」を連載、放射線などについて分かりやすく解説している。

 第31回みんゆう県民大賞には、芸術文化賞に郡山市ゆかりの音楽グループGReeeeN(グリーン)、スポーツ賞に東京五輪バドミントン混合ダブルスで銅メダルに輝いた東野有紗さんと渡辺勇大さん=日本ユニシス、富岡高卒=のペア、ふるさと創生賞には坪倉さんと、南相馬市の作家柳美里さんが選出された。