男性遺体の傷、数十カ所 いわき殺人事件、臓器に達するものも

 

 いわき市小名浜の職業不詳の男性(56)が自宅近くで刺殺された事件で、男性の遺体には大小数十カ所の刺し傷や切り傷があり、刺し傷の中には臓器に達するものもあったことが7日、捜査関係者への取材で分かった。いわき東署捜査本部は、遺体の状況などから犯人に強い殺意があったとみて詳しく調べている。

 捜査関係者によると、切り傷は遺体の頭から足まであり、前面に集中していた。背中に目立った傷はなかったため、向き合った際に切られたとみられる。

 男性は事件前に外出していて、帰宅途中だった。自宅近くに車を止めた後に襲われたとみられる。犯人は、徒歩で男性宅とは別方向に逃走した可能性があるという。その後の足取りは不明で、同捜査本部は周辺の防犯カメラの解析を進めるなどして、犯人の行方を追っている。