浪江で除染土搬送中ダンプ事故 2人重軽傷、放射性物質飛散なし

 

 7日午前9時30分ごろ、浪江町赤宇木の国道114号で、大型ダンプ3台が絡む事故があった。3台はいずれも中間貯蔵施設関連の作業に使われており、1台には除染で出た土壌が積み込まれていた。事故により、放射性物質が含まれた土壌の落下や飛散はなかったが、環境省福島地方環境事務所は「狭い道での確認や安全運転の指導を徹底し、再発防止に努める」としている。

 双葉署によると、この事故で南相馬市、トラック運転手の男性(49)が左膝の骨を折るなどの重傷を負った。49歳の男性のダンプが前方を走行していた同住所、トラック運転手の男性(71)のダンプに追突。71歳の男性の車は弾みで対向車線にはみ出し、同住所、トラック運転手の男性(62)のダンプに衝突した。71歳の男性は右足に軽傷を負い、62歳の男性にけがはなかった。

 除染で出た土が積まれていたのは、62歳の男性のダンプだった。3人はいずれも中間貯蔵施設関連の作業に従事し、南相馬市の同じ宿舎に入居しているという。

 現場は片側1車線のほぼ直線。事故の影響で現場周辺の上下線が同日午前10時から約6時間15分にわたり通行止めとなった。