福島・飯坂の源泉井戸内で1人死亡 2人搬送、内部は高温多湿

 

 8日午後2時45分ごろ、福島市飯坂町の穴原温泉にある旅館管理の源湯小屋で、作業をしていた男性から「一緒に作業をしていた仲間3人が井戸から戻ってこない」と消防に通報があった。3人は間もなく井戸内から救出されたが、同市、自営業の男性(75)が死亡した。他の男性2人も福島医大に搬送された。今のところ有害物質などは検出されておらず、3人は熱中症になった可能性がある。

 福島北署によると、4人は当時、井戸から源泉をくむ湯上げポンプの移動作業中だった。飯坂消防署によると、井戸はかなり深くて狭く、中に作業用階段が設置されている。3人は、いずれも階段の途中に倒れていたという。同消防署が救出の際に酸素の状態や有害物質の有無を調べたが、いずれも異常はなかった。源泉の温度で井戸内はかなり高温多湿になっていたという。同署と同消防署が当時の状況を調べている。