衆院選の制度解説 本紙編集局次長、桜の聖母オンライン講座

 
選挙制度について解説する村上次長

 福島民友新聞社の村上勝則編集局次長が講師を務める、桜の聖母生涯学習センターの夏秋オンライン開放講座「今、気になるニュース」は8日、オンラインで開講した。村上次長は衆院選について授業を行い、選挙制度の変遷などを表やグラフを示しながら解説した。

 現在導入されている選挙制度「小選挙区比例代表並立制」について、立候補者が小選挙区と比例代表に重複立候補できることを説明。当選者を決めるために議席を配分するドント方式を利用し、各政党から当選者が決定するまでを再現した。

 1票の格差についても触れ、都市部と地方の選挙区の有権者数を比較した。格差をなくすために都市部の当選者数を増やすことについて、村上次長は「相対的に地方の問題を取り上げる人が少なくなり、民意が反映されなくなる可能性がある」と指摘。「単純に人口に比例させていいのかどうか答えを出すのは難しい」と話した。

 今後、県内の選挙区も五つから四つに変更される見通しとなっていることから「なじみのない土地(の候補者に票を投じること)に、有権者の不満の声が出てくるかもしれない」との見解を示した。

 村上次長の講座は、テーマを変えて10月20日にも行われる。